FAQ
よくある 質問
Q1:英語コーチング期間は12週間に限られるのですか?また、対象者について限定はありますか?
A1:英語は一朝一夕に身につくものではなく、英語の学び方を身に付けるとともに学習の習慣づけをしていただくためには最低でも3か月程度の時間が必要とみています。そのため最低12週間のご契約をお願いしております。
なお、それよりも長期の学習サポートを必要とされる方は12週間を超える期間については割引料金にてご受講いただけますのでご検討ください。
また、対象者については IELTS・英検1級(準1級)受験者のほか、一般英語コーチングコースでライティング演習を行う場合はひととおり高校レベルの英文法の学習を終えられた方を予定していますが、例えばお仕事等で英語が必要となったのでもう一度文法や発音をやり直したいと希望される方なども受講していただけますのでご相談ください。
Q2:1日当たりの学習時間はどのくらい必要ですか?
A2:一概には言えませんが、最低でも1日平均2時間程度の学習時間がとれることが理想です。あまりに学習時間が少ないと、せっかく英語コーチングを受けられても効果が期待できなくなってしまいます。
Q3:一般英語コーチングコースでライティング演習を行う場合、どのような課題に取り組みますか?
A3:受講生が希望される題材があれば、それについて書いていただきますが(たとえばお好きな分野のブログ記事など)
もし題材について特にご希望がなければ TOEIC S&W テストで出題されるような①「Eメール作成問題」や②「意見を記述する問題」に取り組んでいただき、英語のパラグラフ・ライティングの型を身につけていただきます。
例えば①は、自分が勤務する会社の社長に、職場の問題点を指摘し、改善策を提案するためのメール文面を作成するといったもので、
②は、会社に出勤するのと在宅勤務ではどちらが良いか、というような主に仕事やビジネスに関連するトピックについてあなたの意見を述べていただくものです。
分量は原則として毎回合計500ワード程度以内とします。ただし、まとまった分量の英文を書けるだけの文法力がまだ身についていない初級者の方にはライティング演習でなく口頭英作文に取り組んでいただくことをお勧めしています。
なお、数か月間にわたる英語コーチングを受けられなくても、レポート・論文等を書く方で、専ら書かれたものに対する単発のフィードバックを受けることを希望される方はライティングサポートサービスをご利用ください。
Q4:私は TOEIC L&R を受験していて、そのスコアアップのための勉強で十分だと考えていますが、それでもライティング演習を行う意味はあるのでしょうか?
A4:一般英語コーチングコースではライティング演習を行うことは必須ではありませんが、ライティング演習で文法知識を実際に使って英文を作り、英語コーチのコメントをもとに関連する文法事項を確認することを通じて文法知識を深く定着させることができるため、TOEIC L&R では特に PART 5 のスコアアップが期待できます。
また、闇雲に TOEIC L&R のスコアアップのための勉強ばかりしていると「TOEICのスコアが高くても自分で英語が使いこなせない」ということになりがちなので、TOEIC L&R のスコアアップに向けて行ってきた英語(語彙や文法知識)のインプットをどうアウトプットにつなげていくのかについて、ライティング演習を通じて意識していただくことができるというメリットもあります。
Q5:生成 AI や自動添削ツールで自分の書いた英文を校正することができるのに、英語コーチに添削してもらう意味はあるのですか?
A5:そもそもこれらのツールの性能はまちまちで、あなたがお使いのツールが英文中のすべての文法的誤りを検知してそれらをすべて正しく校正するとは限りませんが、仮に誤りがすべて正しく修正されたとしても「どうしてそのように直さなければならないのか」を理解しないまま結果をただ眺めるだけでは何の学習効果もありません。
実際のところ多くの英語学習者はこうしたツールを使っても校正箇所とツールが示す簡単な修正理由をざっと見るだけで満足してしまい、誤りの根本的な原因を分析することがないため、次回も同じミスを繰り返してしまいます。
英語コーチによる添削では、単に英文の誤りを修正するだけでなく、次回以降同じミスをしないように「なぜこの部分が間違っているのか」「どうすれば改善できるのか」を説明したり、参照すべき参考書の箇所を示して文法の体系的な理解を促すほか、英文の論理の流れや意味の伝わりやすさについて、実際の書き手の意図や各文が書かれた背景など、生成 AI や自動添削ツールが認識できない文脈も踏まえてコメントします。
また、AI による添削ではパラグラフ・ライティングの型や各文の組み立て方・冠詞の使い方・句読点などの表記法も含めた英文ライティングのコツについて解説してくれるわけではありませんが、英語コーチングではこれら日本の英語教育では通常教わらない事柄についてもコーチの解説をもとに実践的に身につけていただくことができます。
なお、こちらの箇所に書いたとおり、英語力向上のためには AI ツールへの overreliance(頼りすぎ)を避けることが重要であるため、ライティング演習にあたって受講生には AI ツールの使用を控えていただきますが、
英語コーチがその英文を添削する際は自動添削のように常にすべての誤りを修正してしまうのではなく、適宜コーチが改善すべき箇所だけを示し、実際にそれをどのように直したらよいかについてはコーチのコメントをもとに受講生自身に考えていただくプロセス・ライティングの指導方法をとることとしています。
自動添削では学習者は添削結果を鵜吞みにするだけとなりがちですが、プロセス・ライティングでは英語コーチに指摘されたことについて辞書やコーパス・参考書にあたりながら、実際にご自身の頭で考えて英文を直していただくことで、受講生は文法・語法のほか論理的で分かりやすい英文の書き方をご自身で理解しながら着実に身につけていただくことができます。
また、「自分で英文を書いてみる」ことが英語力向上のためにいくら大切であるとはいっても、書いた英文を実際に人に読んでもらって反応を確かめるのでなく、たった一人で AI 相手にするのでは、上達するまでまとまった分量の英文を一度ならず何度も書く意欲はなかなか起こりにくいものです。
そこで英語コーチング期間中毎回のセッションをペースメーカーとして定期的に英文を書き、上達の度合いをコーチが評価することで、英語学習のモチベーションを高めることができることも英語コーチに英文添削をされる機会を持つことの大きなメリットです。